この夏は hands-on ジーンズ 2ndモデルを穿いて過ごしました。 穿き込みは1年半位?

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

9月になって、ジーンズが快適に穿けるシーズンの到来でしょうか?

例年だとこれくらいから一気に依頼が増えるイメージですが、、、

今年は依頼が少ないです。

なので、作業がスムーズに進行しております!

納期もさらに短くなりそうな感じです。

よろしくお願いします。

今回紹介するのはこちらです。

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hands-on オリジナルジーンズ 2ndモデルです!

前回、ブログにUPしたのは 旧ブログになります、、、汗

こちらをクリック

この2ndモデルですが、生地が12オンスとややライトで

柔らかくてしなやかな ジンバブエコットンを採用しています。

この生地は一度穿くと、病みつきなりそうな位です。

穿いていて本当に楽なんです。

これはデニム?と思うくらいの感覚になります。

denimbaさんがこれを穿いた時に、

「ジャージみたいですね」と言われていたのを思い出します。

なので、今年の夏はこのジーンズで凌ぎました。

通算の穿き込み期間は 約1年半?ではないかと思います。

最近でもボチボチと受注生産オリジナルジーンズのオーダーを頂いておりますが

実は、2ndモデルのオーダーが殆どなのです、、、驚

(3rdのデビュー時はずっと3rdの注文がありましたが、ひと段落すると 2ndが人気になりました)

まあ良い機会なので、色落ちレポートをしたいと思います。

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左足です。

ヒザを床に着く癖が出ています。

(私の色落ちさせたジーンズは全部こうなります)

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右足です。

アウトシーム部分にアタリが出ていますが

これはミシンの押さえを上げるレバーのアタリです。

職業が色落ちに反映していますね。

面白い部分です。

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この生地が凄いのが、この縦落ち感です!

まるでビンテージデニムです。

1940年代、50年代頃の荒々しい縦落ちをしています。

綿花には茶綿(ワイルドコットン)を採用しているから?

独特のやや茶っぽい色になっています。

穿き込みで洗濯回数を減らすと、このような色味になるのですが

私はキッチリと洗う派です。

(夏場は汗かくので、毎週のように洗っていました)

洗濯をしても、こうゆう味が出るのは嬉しいです。

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洗濯回数が多いから、ヒゲは余り出ません。

明確なヒゲを出したいから、洗濯をしない派 ではありません。

基本的にガンガン洗う派です。

(洗う方が、生地や糸が長持ちするのを知っているので)

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この辺のアタリ感も大好きです!

オール綿糸ですが、このマイクロピッチのおかげで

糸切れはしていません。

当時の縫製は 理にかなっている のがわかる部分です。

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後ろ身頃をチェックしましょう!

ひざ裏のハチの巣は全く出ていませんね、、、汗

シルエットが太めのストレートで

尚且つ、洗濯多めだとこうなるんですね。

※ひざ裏のハチの巣は足にフィットするほど、良く出ると思います。

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お尻中心のバックセンター部分も潰れたような

フラットなアタリ感です。

オールシングルステッチなので、チェーンステッチのような

縫い縮みをしません。

まあ、このジーンズ独特のアタリ感だと思います。

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片ポケット部分です。

ここも好きな色落ち部分です。

仕事で、道具袋(ウエストバッグ)をこの上に掛けています。

その袋と擦れたのでしょうか?

いい感じです。

でもステッチ切れは見当たりません。

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革パッチです。

スッピンのベージュ色から、ちょっと深みが増しています。

ここはまだまだですね。

使い込むともっと茶色になって、味わい深くなるでしょう、、、

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シンチバック部分です。

私は普段ベルトを使うので 下げた位置(バックヨーク部分)に付けています。

ここも擦れる部分なので、いい感じになっています。

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当時のオリジナルに習って、、、

マイクロピッチのシングルステッチ仕様です。

(ここだけチェーンステッチの依頼が多いかも?)

ユニオンスペシャル43200Gで縫ったような

独特の斜めのうねりは出ませんが、、、

縦方向のパッカリングは出ています。

綿糸で縫っているのと、洗濯多めなので

糸が良く締まっているのでは?

それがパッカリングとなって、アタリになっていると推測します。

以上です。

この茶綿を使ったジンバブエコットン

特濃色の12オンスデニム 理想的な色落ちをしてくれます。

濃淡のメリハリ、荒々しい縦落ち。

別の製品にも使いたいくらいです。

新作ジーンズもこの生地で良いのでは?

と思う事もありました。

しかし、12オンスのジンバブエコットンです。

かなり柔らかくてしなやかなのです。

ちょっと カジュアルなんですね。

穿きやすいのだが、重厚感に欠けます。

新作ジーンズは大戦モデルをイメージしているので

やっぱり定番の13.5オンス(14オンスクラス)が

しっくり来ると感じています。

これも好みの問題なのですが、、、

では!

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。

https://handsonjeans.thebase.in/

(BASE検索 hands-on-jeans)

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