ダルチザン古着ジーンズ 前ポケットの魅せるリペア、ダブルニーパッチ加工、内股を詰めるリペア、スソ伸ばし加工、お尻中心の解体リペアなど、、、スペシャルリメイク

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

あっという間に週末ですね、、、汗

今週はなかなか作業が進んだので、嬉しい限りです。

このペースを維持出来ると納期が縮まりそうですよ!

それでは今回紹介するのはこちらです。

画像が非常に多いのですが、よろしくお願いします。

(全てリペア&リメイク後のアフター画像になります)

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それでは解説をします。

こちらのジーンズは ステュディオ ダルチザンのジーンズです。

このぼやっとした色落ち、、、

天然藍のかせ染めデニムでしょう。

(インディゴが中まで染まっている)

結構昔のジーンズだと思います。

(タグが古いです)

こちらの依頼主さま、、、

当店のブログを全部読破されているそうです、、、焦

(旧ブログから新ブログまで)

それで色んな事をして欲しいという事で、スペシャルなオーダーとなりました!

(当店の様々なリメイク技術を駆使した物が欲しい)

左右前ポケット入口がボロボロになっていたので

パイピング仕様の魅せるリペア(リメイク?)をしました。

元からポケット入口の生地が 伸び伸び になっていました、、、汗

(ポケット入口の生地が完全に欠損している状態でした)

リペア後も、伸び伸び 部分はそのままです。

(そのままリペアなので、しょうがない)

あとは、リベットも外れていたので

新たに打ち直しをしています。

前ポケットのリベットが外れる程のダメージって凄いですね、、、汗

どれだけ生地が引っ張られていたのでしょうか?

次が左右太ももの ダブルニーパッチ 貼り付けカスタムです。

使う生地は新品のデニムを貼りつけて欲しいというオーダーでした。

新品の方が、太ももの色落ちを楽しめる という想いだったからです。

古着に新品デニムをパッチする場合ですが、、、

生地の段階でデニムの ノリ抜き洗い 作業を行っています。

生デニムをそのまま使うと、洗いでパッチ部分だけが縮んで、シワシワになると思ったからです。

古着デニムのリメイクって、気を遣う部分が多いです、、、汗

(新品ジーンズを作る場合はこんな手間は必要ないですから)

パッチの形状ですが 私としては、ワークパンツをイメージしていたので

カーハートのペインターパンツを参考にしました。

(元が太めのシルエットのジーンズだったのもあって)

もちろん型紙から起こします。

1点物なので、このジーンズのシルエットバランスを考慮しての

型紙を作成しています。

そして、端のリベットも打って欲しいという事になりました。

使ったリベットはUFO型です。

(ワークパンツの定番)

ここに通常の突起リベットを使うと、突起が引っ掛かるので

お勧めしません。

やはり先端の丸いタイプが良いと思います。

ここまで、大きなパッチを貼る作業だったので

そのままではさすがに縫えなかったです、、、汗

インシーム全体を解いて開きました。

※小さなパッチワークをペタペタと張り合わせるような作業だと

そのままの状態でも縫えますが、

それはアバウトな縫いでOKなので、、、

アバウトな方が、逆に味があって良いし、、、笑

今回のダブルニーのデカイ縦長パッチは

正確に縫わないといけないので慎重に作業しました。

そして、インシーム全体を再構築するのですが、、、

内股が全体的に弱っていてエッジ部分にダメージが発生していました。

リペアするという選択肢もあったのですが

元々がワイド系のシルエットだったので

ダメージ部分を内側に詰める事をお勧めしました。

(解体リペアよりも、安く済みます)

次は、、、スソ伸ばし加工です(色々やっています、、、汗)

スソ伸ばしの際には、なるべく近い感じの生地を探します。

新品生地だと馴染まないので、古着ジーンズを探してきます。

この古着探しが大変なのです、、、

しかも今回は元が本藍デニムです。

これくらいの色目で勘弁してください、、、涙

スソ伸ばし加工では、古着ジーンズの仕入れ代も別途頂きます。

(仕入れに掛かった時間も手間賃となります)

古着ジーンズのスソ伸ばし加工でのポイントなのですが、、、

元スソの先端にはデニム特有のアタリが残っています。

そのアタリを残したままで、スソを伸ばすと非常にカッコ悪いですね。

(アタリの色落ち部分がつなぎ目にバッチリ残ります)

なので、先にスソのアタリ部分を切ってから、

継ぎ足す部分の生地をつなぎます。

例)現状よりも10センチ長くして欲しいというオーダーの場合

まずは、スソ先のアタリ部分を3センチ程カットします。

(カットの長さは個体差あるので、色々です)

そして、新しい生地を継ぎ足して、スソ上げをやり直して

最終的に全体が10センチ長くなるようにします。

この際に難しいのが、伸ばす生地の計算です。

上側の縫い代(つなぐ部分)のプラス

下側の縫い代(三つ折り)のプラス

の両方を全て考慮してから、生地を裁断します。

ちょっと説明が長くなりましたが、、、汗

古着ジーンズのスソ伸ばし加工は

非常に手間で、難しいというのを伝えたかったです。

※結果だけを見て、簡単にやっていると思われたくないです。

次は、、、

左右お尻中心の解体リペア+再構築ステッチです。

また、、、非常に難しい部分のリペアが、、、

単なる偶然なのでしょうが、、、

今回はめっちゃ難しい作業が続きます、、、大汗

ここは再構築が非常に難しいのですが

気合と根性で縫い合わせました。

左右が合うまで、何度もやり直しています。

ここは一発で合わせる技術は持っていません、、、涙

ジーンズ縫製では 尻ぐり と呼ばれる部分です。

バックヨークの巻き縫いが4枚重ね。

その4枚重ね同士を 巻き縫い するので、合計16枚重ねになっています。

ジーンズの生地が最も重なり合う部分を解体してから

再構築しています。

ここも、結果だけ見ると簡単にやっているように見えますが

非常に大変な部分です。

という訳で、、、

大体こんな感じのリペア&リメイク依頼のジーンズでした。

(細かい部分は省略しました)

全ての部分の作業が手間だったので

見積もりよりも遥かに時間が掛かってしまいました、、、涙

もっと技術を向上しないと、、、

そのように感じた依頼品でしたね。

こちらの工賃ですが

左右前ポケットの魅せるリペア 4000円

前ポケットリベット打ち直し 500円×4か所

新品デニムを使って、ダブルニーパッチ貼り付けリメイク 10000円(型代込み)

ダブルニーパッチにUFOリベット打ち込み 500円×10ヶ所

内股のダメージを解いてから縫い込みリペア 5000円

古着デニムを使って、スソ伸ばし加工 10000円(古着デニム仕入れ代込み)

チェーンステッチスソ上げ 1500円

お尻中心の解体リペア、周辺補強 6000円

新品ベルトループ付け直し 1500円(下地補強あり)

合計 45000円(別途送料)

合計工賃のみだと、高すぎてビックリされると思ったので

今回は細かく書かせて頂きました。

あとは作業の苦労話もあえて書きました。

(簡単じゃないというのを知って欲しいから)

納品後、喜びのメールを頂きました、、、ほっと一安心です。

スペシャルなリメイクジーンズが欲しいというお客様

それだけお値段は掛かりますが、、、

オーダーお待ちしております。

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