ジーンズをスソ上げ(アタリ出し加工)される場合の色々な注意点(画像の例があります)

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

最近、スソ上げ(アタリ出し加工)に関する質問が非常に多いので

今回のブログで、詳しく説明しようと思います。

このブログを最後まで読むと、当店のスソ上げ(アタリ出し加工)のルールが

分かるようにしたいと思いますので、よろしくお願いします。

※たかがスソ上げかもしれませんが、されどスソ上げなのです。

当店に依頼されるお客様は ジーンズへのこだわりが強い と感じていますので

細かい説明を事前にキチンとしておきたいのです。

まず、最初にお知らせするのが

発送依頼の場合 スソ上げ1本のみ という依頼はお断りしています。

(スソ上げアタリ出し加工 工賃5000円 は1本からお受けしています)

スソ上げ2本以上、他のリペア品と一緒にという場合はお受けしています。

どうかご理解の程、よろしくお願いします。

こちらの工賃ですが

・シングルステッチ仕上げ 1000円

(ミシンはブラザーの工業用)

・チェーンステッチ仕上げ 20オンス未満 1500円

(ミシンはユニオンスペシャル43200G)

・チェーンステッチ仕上げ 20オンス以上 2000円

(ミシンはブラザー厚物用、30オンスも縫えました)

・チェーンステッチ仕上げ 逆ウネリ 2000円

(ミシンはブラザー厚物用、左綾デニムに有効)

別途送料となっております。

※逆ウネリですが、旧ブログにて紹介しております。

こちらをクリック

スソ上げアタリ出し加工、スソ上げ2本以上の納期ですが

約1ヶ月となっております。

リペア品とまとめて依頼の場合も、

スソ上げ関連は1ヶ月で仕上げるようにしています。

スソ上げだけを先に欲しい場合は、それだけを発送も可能です。

(工賃が5000円未満になることが多いので、代引き発送となります。

送料+代引き手数料の負担が増しますのでよろしくお願いします)

スソ上げを急がれない方は、リペア品とまとめて発送しますので

(納期が約3ヶ月)送料が安くなってお得です。

次にお知らせするのが

来店による持ち込みのスソ上げ依頼です。

(当店は完全予約制です、来店前に事前予約を必ずお願いします)

この場合は スソ上げ1本のみ の依頼をお受けしています。

そして、待ち時間が 1本30分以内 のスピードサービスとなっております。

工賃ですが

・シングルステッチ仕上げ 1500円

(ミシンはブラザーの工業用)

・チェーンステッチ仕上げ 20オンス未満 2000円

(ミシンはユニオンスペシャル43200G)

・チェーンステッチ仕上げ 20オンス以上 2500円

(ミシンはブラザー厚物用、30オンスも縫えました)

・チェーンステッチ仕上げ 逆ウネリ 2500円

(ミシンはブラザー厚物用、左綾デニムに有効)

このスピードサービスをご利用の場合の注意点です。

①必ず、依頼品の洗濯を済ませた状態で持って来てください。

未洗いでシワやクセの付いたジーンズだと、正確な寸法合わせが出来ません。

②事前に、出来上がりの位置でロールアップしてクリップ留めしておいてください。

これは片足でOKです。両方同じ長さに仕上げます。

こちらも作業をいったん止めての スピード対応 をやっています。

どうかご協力をよろしくお願いします。

(お客様のご協力があってこそのスピードサービスです)

股下何センチ仕上げ のオーダーはお勧めしません。

ジーンズの形、シルエットはそれぞれ違います。

股下寸法で合わせると、その違いが誤差になります。

何センチ短く詰めてください のオーダーもお勧めしません。

元のスソの長さが左右で若干違う物が多いので

(左右で1センチ以上違う物もあったりします、、、汗)

どっちの足に合わせるべきなのか?

という部分でこちらが悩みます。

(当店のスソ上げは両足同じ長さにするのが基本です)

そうゆう訳で、繰り返しになりますが

事前に、出来上がりの位置でロールアップしてクリップ留めしておいてください。

これは片足でOKです。両方同じ長さに仕上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。

次にチェーンステッチ仕上げの注意点です。

当店へのスソ上げ依頼の9割はチェーンステッチ仕上げとなっております。

(スソ上げアタリ出し加工もチェーンステッチ仕上げになります)

当店のチェーンステッチ仕上げの依頼が多い理由は、、、

次の画像をご覧ください。

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これは私物ジーンズ リーバイス501XX 古着ビンテージを解体してリサイズした物です。

生地は13~14オンスではないかと思います。

(古着だったので、最初から生地は柔らかい状態でした)

裾上げも当店のチェーンステッチミシンで仕上げております。

旧ブログで完成後を紹介しております。

こちらをクリック

2014年6月頃に作りまして、、、2年位穿いたかな?

ノンストレッチのデニムを当店のチェーンステッチミシンで仕上げてから

洗濯、穿き込みを何回も繰り返すと

いい感じのアタリ(味)が出ます。

(こうなるように、ミシンの調整も試行錯誤しています)

そして、このアタリの要因はスソが縮んだシワシワ(ボコボコ?)です。

洗い込むほどに、チェーンステッチ糸が締まって、生地が縮みます。

恐らく、スソ幅が元の状態から0.5センチは狭くなっていると思います。

※20オンス以上のノンストレッチデニムは生地厚があり、

硬いので中々生地が縮みません、、、汗

なので、ここまでのメリハリは出ないと思います。

先ほど、デニムと書かずに あえてノンストレッチデニムと書きました。

なぜかというと、ストレッチ入りデニム

(ポリエステル、ポリウレタン素材が混紡した生地)だと

穿き込み、洗濯を繰り返しても このようなアタリが出ないからです。

その理由を今から説明します。

こちらの画像をご覧ください。

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こちらはレディースのヒステリックグラマーのジーンズです。

伸び伸びのストレッチデニムを採用しています。

最近は細身のジーンズが流行しているので

このストレッチデニムは女性用の定番だと思います。

(男性用の細身ジーンズでも定番かも?)

当店のチェーンステッチミシンで仕上げています。

スソの画像を見ると、わかると思います。

チェーンステッチミシンの構造上、どうしても縫い伸びしまうのです。

生地を張って縫わなくても(そのように ならないように気を付けていますが)

どうしても、このように生地が伸びてしまいます。

こうなってもよろしいでしょうか?

もっと綺麗に縫いたいのですが、、、汗

次に、ストレッチデニムを当店のチェーンステッチミシン仕上げて

洗濯、穿き込みを繰り返すとどのようになるのか?

画像をご覧ください。

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このジーンズは私の妻の物です。

(私はストレッチデニムは穿きません)

当店のチェーンステッチミシンでスソ上げしています。

レディースブランド サムシングのストレッチ ユーズド加工ジーンズです。

サムシングも恐らく、ストレッチデニムが定番になっていると思います。

うちの妻はジーンズはストレッチが当たり前だと思っていますから、、、汗

女性は特に、デニムはストレッチ(伸び伸び)して当然だと思っている人が多いです。

「ハンズオン拘りのチェーンステッチミシンでスソ上げして欲しい!」

と妻から頼まれました。

「ストレッチデニムはチェーンステッチミシンの良さが出ないから

お勧めしない」と、言いましたが、、、

「それでも良いから、チェーンステッチミシンで縫って欲しい!」と頼まれました、、、汗

かなり洗濯、穿き込みを繰り返していると思います。

(もう2年位経過したかな?)

画像を見るとわかりますが

完全にノッペリな色落ちになっています。

スソ上げ直後はヒステリックグラマーのようにスソが広がっていましたが

洗濯を繰り返すと生地が縮んで?

元の状態くらいになりました。

お分かりでしょうか?

ストレッチデニムをチェーンステッチミシンで仕上げると

縫い伸びをします。

洗濯、穿き込みを繰り返す

伸びた分は元に戻るが、生地の縮みは起こりません。

よって、独特のシワシワ(ボコボコ)が発生しません。

(元の状態からさらに縮まない)

最終的に、ノッペリしたアタリ感の無い状態になります。

これだと、シングルステッチ仕上げと変わりないと思います。

ストレッチデニムをチェーンステッチミシンでスソ上げしようと

お考えのお客様。

穿き込んでも ノッペリした感じ になりますがよろしいでしょうか?

最後にスソ上げアタリ出し加工についてです。

このような結果から、ストレッチデニムはスソ上げアタリ出し加工が出来ません。

無理矢理やっても、ノッペリな感じになるのがわかっているので

お断りしています。

この加工もかなりの数をやったので、進化しています。

ご覧ください。

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こちらのジーンズはリーバイス501 ビッグE ビンテージ(1960年代)

古着で色落ちした状態から、スソ上げアタリ出し加工を行いました。

生地は13~14オンスではないかと思います。

<追加事項 その1>

申し訳ございません、、、上記の画像は過去ブログに使っていました、、、汗

(画像ストックが多くて、間違いました)

もう1本紹介します。

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こちらはユーズド加工されたジーンズがベースです。

(スミマセン、、、どこのブランドか忘れてしまいました、、、恥)

こちらも生地は13~14オンスではないかと思います。

普通にスソ上げされて、スソのアタリが無くなったので依頼されました。

当店でスソ上げをやり直して、アタリ出し加工をしています。

(元のスソは無い状態で入荷しました)

元のスソ見本が無かったので、ジーンズ全体のアタリ感を参考にしてみました。

1本目の501ビッグEよりもメリハリ弱めにしています。

周囲に馴染んで、自然な仕上がりになったのでは?と思っています。

(スソ上げアタリ出し加工 工賃5000円 は1本からお受けしています)

こちらは2本ともノンストレッチデニムです。

ストレッチが入っていない、デニムでしたら

これくらい色落ちしていても、アタリを生み出す事が可能です。

(元のスソの状態に近い雰囲気を目指しています)

※20オンス以上のノンストレッチデニムは生地厚があり、

硬いので中々生地が縮みません、、、汗

なので、ここまでのメリハリは出ないと思います。

<追加事項 その2>

すでにアタリが付いたスソを、当店のアタリ加工に変える事は不可能です。

例)シングルステッチ仕上げで広い幅でアタリが付いてしまってて、

そのままの長さで 当店の細い幅のうねったアタリに変えて欲しいという。

問い合わせがありました。

申し訳ないのですが、それは技術的に不可能でございます。

アタリ出し加工はアタリが付いていない部分の下地が必要です。

アタリが付いていたら、そこはカットしないといけません。

ご理解の程、よろしくお願いします。

最後になりますが、、、

当店にスソ上げ(アタリ出し加工)を依頼しようとお考えのお客様、

今回のブログをしっかりと読んでから、オーダーしてみてください。

(細かく書いていますが、全て重要な事です)

よろしくお願いします。

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