リーバイス507XX(2ndジャケット)片面タブ 1952年製 最初期型 ボタン裏がドーム状 

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

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今回紹介するのはこちらです。

Gジャンが続きますよ!

胸に両ポケットでボックス型のシルエット、、、

507XX 通称 2nd ジャケットです。

最近のビンテージデニム 再ブームで

このセカンドもかなり値上がりしているそうです。

Gジャンで最初にチェックするのは、、、

やはりポケット部分からですね。

片面タブです!

このディテールだけで、年代が決まってしまうという部分になります。

1952年にデビューしたと言われる507XX

1952年まで採用されていたという片面タブ!

という事で、、、1952年頃の物になります。

507XXの片面タブというのは1年間だけの生産だったので

レア度が高いので、市場価値も高い 人気の品です。

507XXが好きな人にとっても、初期の片面タブは憧れの品だと思います。

過去ブログにて 507XXの片面タブ は紹介していました。

こちらをクリック

今回のはちょっと違っていますよ。

ポケットの左上のカンヌキが黒になっていますね。

(黒綿糸が退色してグレーに変わっていますが、、、)

過去ブログでは、ここはチェックしていませんでした、、、汗

実は、このカンヌキが黒だと初期型ということらしいのです。

その後、黄色になるみたいです。

(前回のブログ時には知りませんでした)

タブが欠損している時の判断基準かもしれませんね。

今回の507XXがレアなのは、、、

ここなのです!

ボタン裏がドーム状!

まじか!?

501XXの法則から言うと、、、

ボタン裏がドーム状なのは1940年代だと思います。

片面タブの501XXでも、1950年代に入ると

フラットになってきます。

1952年デビューの507XXに 1940年代のパーツが付いております。

これは新発見!

リーバイスではモデルの移行期にディテールが混ざるのですが

まさか、ドーム状のボタン裏があったとは、、、

ちなみに 過去ブログの507XX片面タブは ボタン裏は17刻印でしたね。

形状はドーム状ではなくて、四角が盛り上がっている形状で

501XXでも革パッチ(1953年頃)に見られるディテールでした。

帯以外のボタン裏もチェックします。

前立て裏も全部、ドーム状でした!

アップでどうぞ!

間違いありません。

初期の初期、、、最初期だと思います。

超レア物を見つけた気分でした!

リベットをチェックしましょう。

刻印は全体に広いタイプです。

磁石に反応しません。

この距離でくっつかない という証明です。

という事は、、、

銅製になります。

年代的にも合っています。

片面タブの時代はリベットは銅製でした、、、

細かいウンチクは過去ブログで紹介したので

その辺りは省略します。

将来的に 507XX(2nd) のレプリカを作る事はあるかもしれません。

その際は、このモデルを再現してみたいですね。

最初期の507XXですから、、、

今回は新たな発見でした。

では!

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