リーバイス 557(3rdモデル)Gジャン ボタン裏A(フラップ裏17) フラップ裏Wステッチが黒 2019/11/25追記

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

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今回紹介するのはこちらです。

今回もGジャンを紹介します。

通称3rdタイプですね。

パッチが付いているので、年代もわかりますよ。

いきなり答えからいきます!

リーバイス 557 です。

557XXギャラ入り(初期)→557XXギャラ無し(前期)→557(後期)

という分類が出来ます。

時期によってディテールが微妙に違っています。

その微妙な違いを紹介していきたいです。

帯先のステッチ留めの件です(帯の右端、、、ボタンの上)

前回のブログ でXXギャラ入りだと身頃に落ちていると説明しました。

しかし、557では落ちていません。

帯縫いステッチに重なっています。

ボタン裏の刻印を確認します。

A でした!

557の年代だと他にDとOがあると思います。

Aは数が少なくて、レアだと思います。

(私が所有している557はOです)

赤タブをチェックしていきましょう。

もちろんビッグEです。

Vの幅は左右均等です(通称 均等V)

557の次の型 70505ビッグE(4thタイプ)になると

Vの幅は左右で異なってくるようです(通称 不均等V)

ハッキリ、この年代とは断言出来ませんが、、、大体この頃のようです。

フラップ裏も重要ポイントです。

生地が通常のデニムを使っています。

557XXの頃は、、、薄手のライトオンスデニムを使っていました。

(この後、557XXでも通常のレギュラーデニムを使っている物も発見しました)

Wステッチが黒になっていますね。

前回ブログのXXギャラ入りはイエローでした。

ちなみに、私物の557(ボタン裏O)はイエローでした、、、汗

557の年代でWステッチの糸が変わったのでしょうか?

過去ブログでも紹介していました。

こちらをクリック

あと、カンヌキ留めはイエローのままですね。

次の型 70505ビッグEになると 黒に変わっているみたいです。

過去ブログでも紹介していました。

こちらをクリック

この557ですが、、、面白いディテールを発見しました。

パッチ縫いのステッチワークです。

※裁断物の状態で先にパッチ縫いを行っているようです。

恐らく、エリ部分の上からスタートして1周回ります。

最後が、、、

完全に肩まで縫いきっています(笑)

※裁断物で縫っているので、留めずに縫いきる事が可能です。

これは個体差?

こうゆう仕様?

よくわかりません(笑)

縫い子さんの判断で、一気縫いしてしまったのか?

工場の判断で ステッチが黒で目立たないから、そうゆう方法にしたのか?

非常に合理的なステッチワークですね、、、さすがアメリカ!

今見ると、デザインステッチに見えます。

(デニムが色落ちすると、ステッチが目立っていますね、、、笑)

温故知新とはこうゆう事です。

ビンテージデニムを見ると、新たな発見があって

本当に面白いです。

(リペア依頼してくださる、お客様のおかげです)

ありがとうございます。

では!

<2019/11/25追記>

この後、557XXギャラ無しで ボタン裏Dと17が共存していた事をブログに書きました。

こちらをクリック

それを読まれた、持ち主からご連絡を頂きました。

今回、裏ブログで掲載されたGジャンの

胸ポケットのフラップ裏のボタンを確認してみると、、、17でした!

刻印が浅いので、見えにくいのですが、、、17です。

557にも17ボタンが付いていますね。

XXモデルだけの現象だと思っていました、、、汗

という事は、、、

A と 17 も同じ工場?

D と A は同じ工場???

そんな事ってあるのでしょうか、、、

また謎が増えましたね、、、苦笑

今回のボタン裏 A がレアなのは間違いないと思います。

引き続き、557シリーズの調査も続けていきたいと思います。

では!

・ご依頼の流れは以下のページで説明しております。

https://hands-on-jeans.com/nagare.html

・ビンテージ(アンティーク)ミシンで作った製品も販売しております。

https://handsonjeans.thebase.in/

(BASE検索 hands-on-jeans)

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