リーバイス502 ビッグE(均等V) Vステッチ ボタン裏4 タイプ物?

こんにちは ジーンズリペア&リメイク hands-onです。

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今回紹介するのはこちらです。

フロント前立てのアタリ感でジッパーフライだとわかります。

こんな感じになっています。

トップボタンがシルバーなので、、、

リーバイス501ZXX もしくは502です。

501(XX)のジッパーフライ版です。

生地は未防縮のキバタデニムを使っています。

(洗うと大幅に縮んで、捻じれる)

それが原因でジッパーフライの噛み合わせ不良が多かったと聞いています。

(古着だとジッパー交換されている物もあります)

ジッパーフライはタロン42です。

これはオリジナルジッパーです。

隠しリベット裏が付いていないので502です。

そして、ウエスト上シングルでボタン横のVステッチ留めになっています。

(Vステッチによって、チェーンステッチの解れ留めの役割)

ボタン裏の刻印は 4 でした。

4 って珍しいだと思います。

502は生産数が少ないモデルなので、ボタン裏の番号も

珍しい番号なのでしょうか?

(他の品番とは違う生産ラインだったのでしょう)

この頃になると、ジッパーフライのジーンズには

プリシュランクデニム(防縮デニム)を採用しているので

会社としてはそちらを売りたかったのでは?と想像します。

(ジッパー不良のクレームを防ぎたいとの意思?)

502の代用品としては、やや細身の505というのがありましたので、、、

後ろ身頃をチェックしましょう。

アーキュエイトステッチが抜かれています、、、汗

ステッチ跡もほとんど見えません。

(古着はインディゴ色の影が出るのですが)

早い段階でステッチが抜かれたと思います。

なぜでしょう?

紙パッチです。

ちょうど品番の部分が欠損しています、、、残念

予想ですが 502-0117 と印字されていたはずです。

フロントがVステッチだし、タイプ物の可能性が高いですね。

この印字からWネームの可能性も無いと思います。

(Wネームだと、印字がもっとデカイです)

最後に赤タブです。

もちろんビッグEなのですが

Vが左右均等幅の 通称 均等V です!

なので、ビッグEの中でも 初期型でしょうか?

以上のディテールからWネーム(1966年)直後の

1967年頃に製造された物だと推測します。

色んなディテールが混在しているので、面白いですね。

では!

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