リーバイス 517 66前期モデル デッドストック 1976年4月製造 2工場 赤タブサークルR

ジーンズリペア&リメイク hands-onの裏ブログへようこそ。

※画像クリック(タップ)で詳細表示に変わります。

今回紹介するのはこちらです!

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フラッシャー付きのデッドストック品です。

こちらは私物のジーンズです。

大阪府堺市のビンテージ古着屋 JUKEBOX さんで購入しました!

お値段 30000円

価値観は人それぞれです。

私にとってはお買い得価格だったので、迷わずに買いました!

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ウエストが42インチ、、、

約106センチ、、、デカい!

このままでは穿けません。

全部解体して、シルエット変更とリサイズをします。

当店ではこの事を オーバーホールリサイズ と呼んでいます。

そして、そのシルエット&サイズ見本に選んだのが

501ビンテージの66後期モデル!

過去ブログでそれを紹介しております→こちらをクリック

只今、パターン(型紙)制作を依頼中です。

今回のベースになったのは517というブーツカットです。

本当は501が良かったのですが、501はビッグサイズでも

高値が付いています。

私のおこずかいでは買えません、、、涙

今の古着市場で値段が下がっているのが

517や646などのスソがフレアしているタイプです。

現在の不人気モデルというやつです。

(将来的に人気が出るかもしれませんが、、、)

646の66ビッグEは以前、オーバーホールリサイズしました。

詳しくは旧ブログにUPしています。

ビフォー&解体

アフター

こちらはローテーション穿きの1本で

トータルすると1年位は穿いたかな?

いい感じに色落ちが育ってきていますよ!

時間があるときにこちらの裏ブログで紹介しますね。

(裏ブログネタを501限定から解除しました)

さて、こちらのジーンズのディテールをチェックしていきましょうか!

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まずはこのミシン目の入った紙パッチの端から。

これの理由はジーンズショップに勤務している時に

メーカーさんからお聞きしました。

ジーンズって、専門店だと折り畳んで、棚に積み上げられていますよね。

(壁面だとかなり高い位置まで、積んであります)

その際にサイズを探しやすくする工夫だそうです。

(腰上の部分にサイズが逆さまに印字されている意味が判ります)

お客様が購入後に切り取りやすいように

ミシン目を入れています。との事でした。

(切り取るかどうかは、お客様の自由ですが)

結構、みなさん知らないのですね、、、この紙のビラビラの理由。

なので、敢えてここを突っ込んでみました。

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66モデル以降に表記される

CARE~の文字です。

これがあると、内側にタグが付きます。

あとで内タグのチェックをしますね。

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フラッシャー付きなので、こちらもチェックします。

ブーツカットジーンズの原点は サドルマン ブーツ ジーンズ

サドル(馬の鞍)をかついだ男→カウボーイ用ジーンズだったようです。

ウエスタンブーツなどを穿きやすくするシルエットだと思います。

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ギャランティーチケット(通称ギャラチケ)のチェックです。

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FOR OVER 125 YEARS

リーバイス社誕生から125年以上経過?

1873年+125年=1998年?

えっ、、、まじ?

年代検証は後でしますので

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ギャラチケの赤タブはビッグEです。

赤文字で目立つように

SHRINKAGE CONTROLLED BY

PROCESS 686

との記載が、、、

プロセス686によって縮率がコントロールされている。

プロセス686って何?

リーバイス社独自の防縮加工の事?

このギャラチケには PRE₋SHRUNK(防縮) の表記がありませんね。

1961年頃にデビューした 551ZXXのギャラチケには

この表記があったような気がしています。

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左下に小さく

COPYRIGHT 1966 とあります。

このフラッシャーは1966年のデザイン?

だから赤タブがビッグEのまま?

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ジーンズの赤タブをチェックします。

おっと、、、

サークルRでした。

ビッグEかスモールeかの判断が出来ませんね。

噂では品質管理の為にこのタブが用意されていて

数十本に1本の割合だとか、、、正確な数字は不明

ここでは年代が絞れず、、、残念

まあ、ある意味レアなサークルRタブなので良しとしましょう。

(これもリーバイス社の正規品ですから)

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バックポケット裏がシングルステッチです。

これで66前期は確定しました!

最終的には内タグで判断しましょう。

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さて、フロント周りです。

ものさしは気にしないでください、、、

大きさを表したかっただけですので(パッチ表記があるので意味なしです)

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銅ボタン

表面のカバーは銅で中心は鉄なので、磁石には付きます。

見た目には錆びないように工夫がされています。

リーバイス社で防縮デニムを採用している製品は銅ボタンになっているようですね。

※同じようなジッパーフライのストレートジーンズでも

未防縮デニムの501ZXX→502は鉄ボタンだが、防縮デニムの551ZXX→505は銅ボタンですから。

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ボタン裏は 2 でした。

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ジッパーはタロン42

オートマチックジッパーです。

内側にバネが入っていて、スライダー下げると

バネが押されて、自動的にロックが解除されるという優れ物!

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ここにオレンジ色のカンヌキ留めが入ります。

これが無いと、ジッパーが根元まで開きすぎてしまって

ジッパーが壊れる原因になります。

(ジッパーへの負担を防止する役割を果たしています)

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表からの被せリベットです。

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裏側はアルミ素材を使っています。

同年代の501でも同じ物を使っていますね。

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さて、最後まで引っ張った 内タグです。

デッドストックなので、表記も鮮明です!

洗濯の注意事項が書かれています。

約3%縮みますとの事ですね。

※PRE₋SHRUNK(防縮)デニムも未洗いだとこのように若干縮みます。

全く縮まないという事ではなくて、縮みを防ぐ(縮みにくい)というニュアンスです。

501が8~10%も縮んでいたので、改善しましたよ!って事でしょう。

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重要なのは裏側の情報です。

おっと、、、

タグを縫込み過ぎでしょう、、、汗

読みにくいので、下に赤で書きました。

4 6 2 です。

月 年 工場 です。

1976年4月製造 2工場です。

(ボタン裏の2と一致しています)

これではっきりしました!

66前期モデル(赤タブは スモールe の頃)

そうなると、FOR OVER 125 YEARS の意味は?

実はこの表記は意外に適当なのか?

1976年-125年=1851年

1851年にリーバイス社は誕生していたのか?

リーバイスジャパンの公式サイトによると→こちらをクリック

リーバイス社の前身である雑貨商をやっていたそうです。

ジーンズはまだ誕生していなかった時代。

その頃にジーンズの原型となった、キャンバス地でワークパンツを商品化したそうな、、、

その頃はまだ、リベット補強も無かったはずですから。

(リーバイス社が衣類のリベット補強の特許を取得したのが 1873年5月20日)

ちょっと歴史の勉強になりましたね!

おっと、話がそれてしまったので、、、汗

元に戻します。

この517は66前期モデルの生地なので

穿き込むと縦落ちするはずなんです。

このオーバーホールリサイズの目的は

ビンテージデニムの色落ちを生(リジッド)から楽しむ事です。

やるのであれば、66前期以前にしたかったです。

また、生地に防縮加工が入っているので

サイズを合わせやすいというメリットがあります。

これが501の生(リジッド)だと8~10%もの縮率ですから、、、

(デッドストック生地を使った1発勝負です、

予想よりも縮み過ぎて着れなくなったとか最悪です)

これは私の勝手な予想ですが

501のキバタ(未防縮)デニムと赤タブ517のプリシュランク(防縮)デニムは元が同じだと思います。

織り上がった原反を未加工で裁断、縫製したのが501

同じ原反を防縮加工してから裁断、縫製したのは赤タブ517だと思います。

※廉価版であるオレンジタブの517は生地も安いのを使っているのは?

と予想しています。

先ほど書いた646の66ビッグEのデッドストックはオレンジタブだったのですが

生地の青さが501とは違います。

その色落ち感も同年代の501とは違うように感じます。

その辺りも後日ブログで紹介したいですね。

そうゆう訳で、これからこのジーンズを完全解体しようと思います。

お休みの日にボチボチと楽しみなが作業しようと思っています。

その辺りの物作りもブログで紹介出来ればなあーなんて考えています。

では!

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